膝の傷みや違和感がある場合、膝の曲げ伸ばし運動をして、腿の筋肉を鍛えることで改善します。(過去の記事はこちら)
筋肉を使うことで、膝関節への血流が良くなり、筋肉は柔軟性を取り戻すためです。
ただし、動かす時に傷みがある時は、関節が炎症を起こしているので、痛みがひいてから、軽いトレーニングからはじめるといいでしょう。
スクワットはキングオブトレーニングといわれます。あの森光子さんや黒柳徹子さんが毎日100回以上続けていのは有名ですね。
教室でも、家でできるトレーニングとしてスクワットは良く紹介します。
でもフォームを確認すると、たまに膝から落ちるように曲げてしまうのを見かけます。
腹筋や腿の筋肉の弱いタイプの人に多く見られます。
お腹を緩めたまま曲げようとするので膝が前にでます。
さらに腿の筋肉も使わずに、最小限の力で動こうとするので、真下に沈むようなスクワットになってしまうのです。
このようなフォームで行っては、かえって膝に負担がかかります。
簡単にフォームを伝えるには、このようにいう場合が一般的に多いです。
「脚は大きく広げ、後ろの椅子に腰かけるつもりで曲げましょう」
この時、骨盤は前傾します。
膝を曲げようとする動きではなく、お尻から動かし、膝は自然に曲がっていく動きにかえると上手く行きます。
こうすると脚の筋肉を使っていることがしっかり実感できます。
臀部の筋肉もしっかり働き、ヒップラインがきれいになります。
足元を少し外に向けて大きく開脚して行えば、内腿にも良く効くので脚のライン(過去の記事)もきれいになるでしょう。
腹筋など上体の筋肉で、体を起こすように維持するので、体幹のトレーニングにもなるのです。