一見まっすぐな背中にS字のカーブがない、ストレートバック(平背)原因はハムストリングスの硬さ

Yoga&Healthy muscle

あまり聞くことがないですが、ストレートネックならぬストレートバックが増えつつあるようです。平背、フラットバックともいうようです。


香里園でヨガ教えています(教室のページはこちら)

本来、背骨は自然なS字のカーブがあり、それをばねのようにして体を支えているのですが、胸椎の部分がまっすぐすぎて、その結果、肩こり腰痛だけでなく心臓に負担がかかっていたり、呼吸のしずらさまで引き起こします。



生まれつきの平背もあるかとおもいますが、筋肉の衰えや姿勢の悪さが原因の場合もあります。

その主な原因は、ハムストリングスの硬さです。

ハムストリングスが硬い
→骨盤が後傾してしまう
→腰椎のおへそ側へのカーブが消える(これだけでも腰痛の原因になる)
→胸椎もカーブを失う(ストレートバックとなり内蔵に負担がかかる)

改善するためには、まずハムストリングスを柔軟にすることです。

つぎに支えるべき、腹筋を鍛えることが重要になります。

ハムストリングスを柔軟にする
→骨盤の軽い前傾が取り戻される
→腹筋がなければ強い反り腰(前傾しすぎ)になってしまうので、腹筋を鍛えて支える体幹を作る

さらにストレートバックは、背中のしなやかさがなくなっています。不自然に体を支え続けていて、背筋、僧帽筋が弱く硬い状態になっているかと思います。

なので、痛みのない範囲でゆっくり背中も動かしてほぐしましょう。

ストレートバックをそのままにしていると、骨粗しょう症から、圧迫骨折も引き起こしかねないようです。

無理なくゆっくりトレーニングできるのがヨガの良さです。自分の体をしっかりチェックしながら全身を鍛えて健康寿命を延ばしましょう。



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