しっかり足裏でマットをとらえることで、普段意識しない足の裏の筋肉が使われます。
立って行うポーズは、バランスをとるためにも、足裏を意識して床をとらえるからです。
そのおかげで、時間はかかりますが、足裏の筋肉が鍛えられ、外反母趾も治るケースがあります。
現代人は、靴の中で足がいつも窮屈で、知らず知らずに足裏の筋肉を動かすことを忘れているのかもしれないです。
ヨガを始めて間もない人は、若い人でも少し歩幅を広げて立つだけで、ふらふらと、危なかしいことがよくあります。
足裏だけに限らず、足で踏ん張るという足全体の筋肉もあまり使われていないせいかもしれないです。
裸足で、足の指を自由に動かせますか?
足でじゃんけんのグー、チョキ、パーのようなことが、とてもできそうになければ、もしかしたら、足裏の筋肉があまりなく、足の裏もぺったんこだったりするかもしれないです。さらに土踏まずが見当たらないなら、要注意です。
もしぺったんこの足裏であれば、足が疲れやすかったり、膝が痛む原因になります。足裏の筋肉を鍛えて、しっかり土踏まずを育てましょう!
じゃあ、どのようにして、足裏の筋肉を鍛え、土踏まずを作ればいいのか、それは、裸足で遊ぶことです。(いや、もう子供じゃないし・・・)
ヨガのように、マットで裸足で立ち、踏ん張るのもとても効果的です。裸足で、タオルをつかむトレーニングも、足裏の筋肉トレーニングとして、よく見かけますが、毎日トレーニングするのもつい忘れがちです。
そこで、おすすめなのは、自宅のスリッパを「ぞうり」にしてしまうことです。
私は、自宅はスリッパでなく草履です。
子供の足の健康を考えたときに、外遊びに草履をはかせたのがきっかけですが、家でもスリッパをぞうりに変えてみたんです。
すると、夏は気持ちいいし、指でしっかり鼻緒をつかんで歩くので、家で歩き回るたびに足裏の筋肉をしっかり使うことができます。冬は裸足でも、5本指靴下でも快適。そのせいか、外反母趾などのトラブルにはなったことがないのがちょっとした自慢です。
ちなみにずっと履いているぞうりはミサトっ子ぞうりという、奈良県で作られている日本製のぞうりです。親子で何足もはきつぶしました。(室内履きにしています。)
ちょっと鼻緒がきつめですが、すぐに緩んでしまうので、ワンサイズ小さいものを買っています。(はじめだけきついので5本指靴下をはいて、使用するといいです)
似たようなものも、ほかのメーカーもあるようですが、鼻緒のデザインや、ぞうりの愛らしい形がお気に入りです。
フローリングが傷つかないかと心配もしましたが、まったく大丈夫でした。裏はゴムでしっかりしています。
自宅で、足指を開放できるので、ぞうりの気持ちよさにはまっています。
きつい靴を履き続けていて、外反母趾が気になったら、室内履きをぞうりにしてみると、それだけでも、足裏の筋肉を鍛えて、改善されていくと思います。