喧嘩のときはぐっとこらえるに限る、感情は偽物の言葉を投げつける

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けんか
人間は浮かんだ感情をすぐメモにしたり言語化してしまうと、本当の自分の真意に近づけなくなるらしいです。




言葉を持たない感情のまま心にとどめておくほうが、自分の感覚や感情を正確に認識できるのだそうです。

裏を返せば、感情的に言葉がでている、喧嘩のときの言葉は、偽物に満ちているということらしいです。これを言語的隠ぺいというらしいです。

口論した後、冷静になってから、「心にもないことをいってしまった」「売り言葉に買い言葉だった」と実感できますよね。

口論しているときは、言語的隠ぺいの連続で、自分自身も、訳が分からなくなっている状態のようです。

だから、自分が感情のまま言葉にしようとするときは、少し、言葉にすることをがまんして、一度しまっておくほうがいいようです。

心の中で、じっくりねかせて、しばらくして心に宿った感情こそが本物です。頭に血が上っているときの感情は、言葉にせず一度飲み込んだほうが、後悔するリスクも減らせそうです。

ちなみに、メモをとってしまうのも、自分の感情の、表面だけをすくって定義づけてしまっているので、よくないようです

自分にとって大切な、人間関係を壊さないためにも、短気になって口論せず、我慢が大切のようですね。その言葉、本当の自分の感情ではないからです。

では、お祭りの様に気分が盛り上がって、相手とかわす言葉はどうでしょう。きっとそれも偽物なのかもしれないですね。でも、それは悪くない言葉が多いでしょう。

相手の偽物かもしれない言葉を、気持ちよく聞いておきましょう。こちらが言った言葉も、きっと相手を不幸にしないので、お互いハッピーということです。

でも感情に任せた言葉は、望まぬ結果をつくることもあるので、「口は禍の元」。感情的なときは気をつけましょう。

 




参考
シロクマのことだけは考えるな!―人生が急にオモシロくなる心理術 (新潮文庫)植木理恵

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