今日は生徒さんからふくらはぎを柔らかくするにはどうやってやればいいでしょうかと、聞かれました。
ストレッチは寝る前にやる方が習慣にもしやすいし、楽なので、胸の広がりのストレッチにプラスしてお布団でもできるように、仰向けになって伸ばす方法を紹介しました。
まず仰向けになります。(膝を立てて)
片足の土踏まずにべルトかタオルを引っ掻けて両サイドを両手でもち、足首を90度にしたまま、ゆっくり足を天井に伸ばしていきます。余裕があれば、脚をそのまま顔の方に倒します。
それを30秒じわっと伸びを感じながらキープ。
ポイントは足首です。踵を押し出すように足首を曲げることでふくらはぎが伸びるのです。
ヨガでは、ウォーリアⅠのポーズでふくらはぎが伸びています。猿のポーズという、膝をついて、前足の膝を立て深く曲げていくストレッチもあります。ダウンドッグでも足首を曲げているので、じわっとふくらはぎのストレッチをすることになります。
でもむやみに行うと、反動をつけてしまったり、アキレス腱に負担がかかりすぎると良くないので自宅で行うには、仰向けになってする方が、安全だと思います。
ふくらはぎの筋肉がしっかりしていてなおかつ柔軟であれば、歩く時に、ポンプの様に働き、足元に下がった血液を、心臓へ向かって押し出してくれます。このため第二の心臓と言われます。心臓の動きをサポートしているのです。
よいふくらはぎを作るには、たくさん動かすことです。筋肉は動かせば育ち、柔軟になります。動かさないと、筋肉は痩せ、硬くなってしまいます。
ふくらはぎを鍛えることで、全身への血流がよくなり、脚のむくみも解消されます。