今日の「みんなの家庭の医学」では、疲れにくい体にするための疲労回復物質FRを増やす方法をやっていました。
FR値を増やすには副交感神経を優位にすることなのだそうです。
どんなときに副交感神経あがっているか検証。すると、クラシック音楽をかけて、ひとりでゆったり過ごすときに、どんどん副交感神経が上がってきました。すごい。
そして、FR値が増えない原因として「いびき」が取り上げられていました。
自覚症状はなくても、年をとり舌の筋肉が衰えてくると、いびきをするようになっているらしい。
そこで、「舌の体操」
舌をだしたり、上あごにつけたり等すると、就寝中のいびきがぐんと減ったのです。
ヨガをしているひとなら、ここでピンときたのではないでしょうか。
舌をべ~と出すヨガ、ありますよね。ほら、あれ。「ライオンのポーズ」(シンハ・アーサナ)
リフレッシュしたり、いろいろ効果はあるようですが、好きではないけど、気になるポーズでした。昔からあるのだから、なにかいいことがあるのだろう・・・という感じで。
そこで、今日のいびきと舌の筋肉の関係をきいて、腑に落ちた感じになりました。
そうだよね。先人はよく考えてる!衰える筋肉は、身体だけでなく、舌やのども同じ。
年をとると誤嚥(ごえん)してしまい、誤嚥性肺炎をまねくこともあるというし、もしかしたら、舌を出すついでにその根っこの、のどの筋肉をきたえることで、誤嚥も予防になるんじゃないかなと思います。
私も、最近、なんにもないのに唾が気管に入ってしまい、むせることが増えました。
若いときは、めったにそんなことなかったのは確かです!
教室でも、シャバサナになるところで、たまにむせる人見かけます。
静寂の中、すまなそうに咳き込んでいるので、
「わかります、わかります、それ気管に入りましたね」と、お水をすすめたりします。
本当に自分自身も、年齢を感じてしまいます。
でも、今日は朗報。舌も鍛えられるんすね。
今日から、ライオンのポーズを少し続けてみよっと。