私は石けんで髪の毛を洗っています。なぜなら、簡単だからです。
石けんで大丈夫?とよく言われます。自分でいうのもおかしいですが、髪や頭皮をよく見ている美容師さんにも褒められます。(お世辞かもしれませんね)
でも石けんは、シャンプーよりは安全のようです。赤ちゃんの髪の毛を洗うなら・・・無添加石けん、大人にも安全なものがいいかと思うのです。
使用感はパサつかないです。お風呂場に、石けん一つあれば足りるので、物が少なくてすっきりです。
お風呂場にはこれ一つ。全成分は、石けん素地 これが本来の石けんです。
石けんとして売っていても、洗浄成分に合成界面活性剤が入っているものもあります。成分にカタカナの長い名前が書いていたら、それはほぼ界面活性剤です。
界面活性剤は分解されないので、商品に少しずつ入っている成分量は有害ではないとはいえ、蓄積します(蓄積すると有害な量になります。)
界面活性剤は自然にもよくないですが、身体にもあまりつけたくないです。
界面活性剤は水につきやすい分子(親水基)と油につきやすい分子(親油基)でできているため、よごれを落とす洗剤や、しっとりさせる化粧品には必ず入っています。
洗剤ではなく石けんを使うのが自然にも人間にも優しいです。
石けんシャンプーのしかた
まず、泡立てネットでしっかり石けんの泡をつくります。(石けんはこの泡が汚れを落とすためです。)
その泡を髪の毛にのせて、髪の毛も頭皮も、やさしくもむようにして洗います。
泡が減っていくのが汚れが落ちて行っている過程です。
決して2度洗いはしません。
2度も洗うと、汚れを分解したあとのアルカリ成分が、過剰に頭皮に残りすぎて、頭皮の皮脂を分解してしまい、アルカリ成分の刺激が角質層まで届いてしまうので皮膚によくないです。
1度洗いであれば、汚れだけがきれいに流れ落ち、頭皮の持っている皮脂を奪い過ぎないのでリンスなどしなくてもきしむことはありません。
石けん(PH7~10 アルカリ性)で洗うとアルカリ性になるので、薄めた酢(HP2.5~3.5 酸性)などで中和しないときしむ、というのをよくみますが、水洗いで十分です。
2度洗いを避けて、しっかり水(PH5.8~8.6)ですすげば、人間の持つPH7.4(弱アルカリ性)にすぐに戻ります。(PH7が中性)
すすぎをしっかりすれば、石けんカスなどは残らないです。
はじめて石けんで洗うと、しっとりしないなあと感じるかもしれません。
でも、そのしっとりは、界面活性剤がはりついているだけで、しっとりしていると、錯覚している状態なのです。
界面活性剤は分解されないので、さらに毛穴をふさいでしまいます。これが抜け毛の原因だったりします。
おまけ
美肌の福山雅治はもはや石けんも使わないという話があります(つづきはこちら)