嫌なことは、とことん愚痴れば早く忘れられる

Healthy Life

舌3
生きていると楽しいことと、辛いことは、必ず交互にくるようです。




だれにでも突然、嫌なことってあります。

その精神的に落ち込むような気分から、立ち直ろうとするとき、どうしてしますか。

無理して自分にポジティブに言い聞かせて、前向きになろうとしたり、嫌な気持ちを振り払うように、できるだけ早く忘れようとするものですね。

実はこれは、逆効果らしいです

気になることは、とことん向き合う、考える、愚痴をこぼす。ノートにつけるくらいするとはやく忘れられるようです。

とにかく、どうでもよくなるまで、愚痴り続けるのがいいらしいです。つまり飽きてくることで、解決できるようです。

そう聞くと、ちょっと気が楽になりませんか。

嫌なこと、忘れようとしなくていいんだ、ぐちぐち考えていいんだ!忘れようと頑張らなくていいんだ!

その方法を知っただけで、もうすっかり気持ちが楽なったような気がします。

普通は、ストレスにしないように、気になることは考えまいとして、無理な努力をしてしまいがちです。それは間違っていたようです。

心にストレスをかかえたまま、気持ちが滅入ってしまうような状態から、早く脱出する方法は荒療治にも思えますが、超短期集中で向き合えばいいようです。

解決しようとするのでなく、嫌だなあ、腹が立つなあ、私って駄目だなあ、なんでこうなんだろうと、ぐちぐちするだけで、いつのまにか、ケロッとできるということです。

嫌なことはとことん考えましょう。飽きてしまうまで、とことん考えるのです。

自分の気持ちに蓋をしたり、変えようとしたりせず、向き合って客観的になるほうがうまくコントロールできるようです。

たとえば緊張したら、その状態を客観的に観察して、わたしってこんなに足が震えてるわという感じで、自分に自分自身を実況中継でもするかのようにしていると、しだいに落ち着いてくるといいます。

心をコントロールしたいとき共通することは

苦しみに抵抗するのではなく、苦しみを認めて身をゆだねることが、パニックを脱出する近道」(「シロクマのことだけは考えるな!―人生が急にオモシロくなる心理術 (新潮文庫)植木理恵)

だそうです。逆とも思える方法が近道だなんて不思議ですね。

人生山あり谷あり。

この方法、知っておくと役に立ちそうです。

ちょっとしたトラブルとか、緊張する局面とか、嫌な目にあったときとか、いつもの平和な自分に早く戻りたいとき、ぜひやってみてください。

私も、さっそく実践しています。




参考
シロクマのことだけは考えるな!―人生が急にオモシロくなる心理術 (新潮文庫)植木理恵

タイトルとURLをコピーしました