生理になるたびに、今の様に便利なナプキンが売っていなかった時代は、いったいどうしていたのだろうと、思ったことはありませんか?
昔の女の人は、なにか別の方法があったのでしょうか。
その答えとなるような本に、書店で偶然出会ったのです。
少し内容は極端な表現もあったりするのですが、まさに昔の女性が生理のとき、どうしていたのか、知りたいことが書いてありました。
オニババ化する女たち 女性の身体性を取り戻す (光文社新書)
そのときの衝撃はわすれられません。尿と同じように、コントロールできていたというのです。不安なときは、少しの詰め物をし、ぐいっと骨盤底筋に力をいれたまま、生活し、ときどき排泄しに行くというような感じです。
そんな神業できそうにありません。
着物で歩くとき、はがきを腿に挟む感じで歩きましょう、というのを聞いたことがあるのですが、それも関係あるのでしょうか。
本当に、昔の人が、そうしていたとしたら、なんと今は退化してしまったことでしょう・・・どうして、そのノウハウを伝えられなかったのでしょう。
ナプキンという商品が世の中に出てしまったから、消えてしまったのでしょうか。
生理に限らず、他の事でも、きっと自分たちで当然できていたことが、便利になったことで、その知恵を失っているのかもしれません。
実践してみたらできたという、読者の感想も読みましたが、それが本当ならすごいことです。布ナプキンをつけると月経の感覚がわかりコントロールしやすくなるとも聞きます。(布ナプキンの快適さは過去の記事にもかきましたが)
ナプキンをつける煩わしさもなく、骨盤底筋も強化されることでしょう。
すっかり緊張感のない生活を送ってしまっている私にはとても難しそうですが、昔の人ができていたのなら、試す価値はあるのかもしれないです。