「糖化」の話の続きになるのですが、朝ごはんを抜く生活は、ダイエットによくないばかりか、糖化にも関連するようです。
朝食抜きの人と、3食に分けて食べる人の違いは血糖値やインスリンの量に現れます。
朝食を抜いて、昼頃になって食べると、身体は待ち切れず血糖値が急激にあがり、それに伴い血糖値を下げようとしてインスリンも多く分泌されます。これは内臓にもとても負担がかかります。(参考 東京シナジークリニック)
朝食をとる人は、初回の血糖値はそれほど高くまでは上がらず、インスリンもほどほどにでる。一日の中で血糖値とインスリンは、食事の度に、とてもゆるやかなリズムを繰り返します。
食事を抜いたり、炭水化物多めの食生活だと、食事のたびに急激に血糖値があがってしまう。
さらに、血糖値を下げるためのインスリンが分泌するスピードと合わず、すでに血糖値が下がりつつあるときに、インスリンが必要以上に多く分泌して、今度はぐっと血糖値を下げてしまう。
下がり過ぎて低血糖になり空腹感が来てしまう。(食べても、すぐにお腹がすくひとは、要注意です。)
そうなると、また何か口にしてしまうので、カロリーも糖質も身体に余るようになり太ります。余った糖質は糖化し、老化を促進します。
朝食をとり、よく噛んで、野菜中心の食事を、3回きちんと分けて取るの食生活の人なら、ゆるやかに血糖値があがり、インスリンの分泌によりゆるやかに血糖値がさがるので、次の食事の時間までちゃんともつということです。
その結果、必要以上に物を食べなくて済み、太らない、糖質も身体に余らない、糖化しにくくなり、アンチエイジングということです。
運動不足やストレスもよくないです。ストレスは肥満の原因になります。適度な運動も心掛けるのがいいようです。
食事の際、野菜を多めに、炭水化物(糖質含みます)を少し減らし、甘いおやつは少し控えると、ダイエットだけでなく糖化を防ぐアンチエイジングになります。