レッスン前に、ちょっと時間があるときに、雑談を少しするのですが、今日はコンサートに行ったという話になりました。
ある生徒さん、ジャニーズのあるグループが好きで、今年はすでに、2回、コンサートに行ったという話です。同じコンサートでも、それぞれ、少し違いがあり、その違いがまた楽しめると、熱い思いを語ってくれました。
「コンサートのチケットをとるのって、大変なんでしょう?」(私)
「ファンクラブ入ってますから、家族の名前で二人分。」(生徒さん)
「ファンクラブ入らないと、チケットって手に入らないものなんですか?」(私)
「入っていても、当選しなかったり、なかなか大変です。」(生徒さん)
「そうですよ、うちの会社の人なんか、家族、親せき、友人、と多くの名義でファンクラブに入って、ようやくチケットを手に入れるって。ファンクラブの会費も人数分払ってる。」(別の生徒さん)
「私、二人分だからたいしたことないけど、でも今年は抽選に外れて、2回しか今年あたらなかった。」(生徒さん)
「入っていても、外れることも多い、ジャニーズは難しいんですよ。ファンクラブ入ってなかったら、チケットをとれたとしても、端だったり、豆粒くらいにしかみえない。」(生徒さん)
さらに他の人にも、聞いてみました。
「何かコンサート行きますか?」
「行きます、〇〇〇(あるバンドのミュージシャン)の、今年、秋に行きます。」
「ファンクラブ入ってる?」
「入ってます。ジャニーズと違って、ファンクラブに入っていれば、とれないということは、まずないです。でも、入ってないと、取れないと思う。」
さらに他の人に、
「コンサート行く?」
「〇〇〇〇(美声の男性ミュージシャン)」
「ほう~」
「入ってる?ファンクラブ」
生徒さんうなずく。
それが普通だったんですね。知りませんでした。
つまり、いざ、行こうと思っても、人気のコンサートって、簡単に行けるようなものではないのです。奇跡的にチケットが取れても、巨大スクリーンを見て盛り上がるか、双眼鏡が必要なところでしょう。
手間暇かけて、見せる人気エンターテイメントなのだから、まずは支援者優先、一見さんはそのあとで、確かにそれはとても理にかなっています。
ちなみに、ジャニーズ系のコンサートって、本当に楽しいらしいです。
「照明もすっごいキレイ、舞台装置や構成も工夫していて、私、語りだしたら止まらないんです!」(生徒さん)
年に数回の楽しみにしているらしいです。
昔、そういえば、宝塚歌劇団の公演に、友達に連れられて行ったことを思い出しました。
あの時、私は、宝塚にまったく興味がなく、熱心に誘う友達に、仕方なく付き合う形で行きました。今思えば、チケットとるのに苦労したのだと思います。ファンクラブにも入っていたのでしょう。
そんな苦労も知らずに、ありがたみもなく、のこのこ、出かけた自分を反省します。しかし、さすが宝塚。見終わったあとは、その迫力と魅力に取りつかれた気分になりました。気持ちがわかります。
さて、好きなアーティストができたら、まずファンクラブにですね。