肌は刺激と熱に弱い。美肌のためのシンプルケア、楽なのにきれい!?

Healthy Life

肌
人間は誰しも年をとります。でもちょっとでも、肌をやわらかく長持ちさせたいと思ったら、肌に刺激を与えないことが鉄則です。




肌は刺激を与えると、細胞を守るために角質をどんどん硬くしていきます。

例えば、かかと。よく刺激をうけるため、どんどん硬くなっていきます。赤ちゃんのかかとは、まだ刺激をうけていないのでとっても柔らかいですよね。

どこの皮膚も同じです、よく使うところは硬いでしょう。よく手を使う人は手が硬いですが、あまり手仕事をしない人はとても柔らかいままです。

なので、肌をきれいにしようとして、肌をさわりすぎると、大きな刺激となり、一時的には柔らかい肌になったように思えても、肌の細胞は、次は内部を守らなければと、さらに厚いものに生まれ変わろうとします。

熱の刺激も同じです、熱をうけると、肌は防御しようとして、硬くなります。そもそも肌も身体も、食べる肉と同じタンパク質とできているので、高温は細胞にダメージを与えてしまいます。よく日に焼けた肌は硬くて分厚いですよね。気管や肺も高温には弱いです。火事の現場で煙を吸うと、気管がやけどしてしまうのと同じです。

ようするに、自分の肌には、刺激を与えない、過度な熱を与えないことが大切なのです。

これは私が20代のころに、カツウラ化粧品に出会ったときに、教えられたことです。

のちのち、自分で素直に考えて、なるほど、そうだなあと思えたので続けています。今のところ、ずぼらな私には、肌に刺激をあたえない、つまり、何もしないことは、一石二鳥で、このままゆる~く年を取っていこうと思っています。

20代のころは日焼け止めをぬり、ファンデーションを塗り、クレンジングを繰り返す日々で、その結果とても乾燥肌でした。

そんなときニキビに悩む友人がカツウラ化粧品がいいと教えてくれました。肌の本来の力を大切にするという化粧品で、ニキビ肌だけでなく、乾燥肌にもいいと勧められたのです。

心斎橋のカツウラの店舗で、丁寧にスキンケアを教えてもらいました。

「肌は、刺激を与えると硬くなるから、ぜったいにやさしく、泡の成分を転がすように洗顔しましょう。」

「ファンデーションはその油分が肌によくないから、粉だけ使います。」

「日焼け止めクリームは、どうしてもというときだけにしましょう。紫外線吸収剤や、アルコール、防腐剤など肌によくないです。日常では、粉(カツウラの粉は非常に細かいので反射により紫外線を予防します。)だけで十分です。」

目からウロコな話を聞きながら、それを指導している人の肌のきれいなことに驚いたものです。顔だけでなく、手の甲も赤ちゃんの様につやつやで、ふっくらだったのです

まじめに続けると、1カ月で乾燥肌もしっかり改善されました。これでシワシワにならずに済むと思ったものです。

今はほとんど化粧もしませんが、当時は、まだ若かったので、ファンデーションはつけないものの、他のメイクは(アイメイクなど)しっかりしていました。(粉だけでも十分肌はお化粧したみたいに見えました。)

(メイクのときはこれを使ってました。粒子が細かく紫外線も跳ね返します。)

落とすときは、石けんだけで優しく洗い、化粧水だけをつけていました。肌の調子はとてもよく、乾燥もしなくなり、あれこれ肌につける必要もなくなりました。

日焼けは肌によくないので、粉だけでは不安で、帽子や傘で紫外線を防いでいます。

さらに最近は化粧をするのをやめてみました。

そうすると、肌はいつもしっとり、化粧水さえも、ほとんどいらなくなりました

顔ヨガのようなことは習慣にしていますが、シワシワにはなっていません。

将来的には、しわができようが、顔がたるもうが、年齢相応になっていくことは抵抗ないですが、今のところ、「若いですね~」と言われます。
(お世辞だとは思いますが、自分で最悪とも思わないので、まあ大丈夫なほうでしょう。)口紅もぬりません。(ちゃんと赤いです。)

なにもしない肌は悪くないです。ぜひ1カ月やってみてほしいです。(肌が生まれ変わるまでちょっとがまんして)

朝、化粧をしないから水で顔を洗うだけ。とっても楽です。

夜、お風呂では、石けんをたっぷり泡立てて、髪をあらい、身体も石けんだけ。(髪も顔も2度あらいは厳禁です。)

お風呂上り、肌も髪も突っ張ることもないです。なにもつけなくて大丈夫。
(日焼けさえ防げば、お腹や胸のように何も塗らなくてもいつまでもきれいなので安心してください。)気になるときは化粧水だけたまにつけます。

20代のころは乳液などをたっぷり塗って起きると、朝の洗顔するまで、肌が疲れた感じに見えて、寝起きはひどい顔だと思っていました

今、調べてみると、しっとりさせるため化粧品には界面活性剤が入っているようです。保湿してるかに見えても、有害なものを肌にコーティングしているだけということに気が付きました。

ずっと以前に、田舎の法事に行ったとき、名前もわからない親せきの人で、とても肌のきれいな人が座っていました。

あとで聞いてみると、母の年齢を優に超えている親せきのおばさんでした。

その人の嫁いだ先は、たくさん事業をしていて、手伝うことが多く忙しく、化粧さえもする暇がない日常を送っていると聞き、とても驚いてしまいました。

お化粧って、しないほうがきれいでいられるのかもしれない、本来の肌はそんなにも長持ちするものかと思いました。




自分がそのおばさんの年頃になり、肌をなるべく長持ちさせたいなと思ったとき、いつもそのおばさんの、張りのある白い肌を思い出します。

日本人の肌は、もともときめ細かくきれいなのだから、化粧品で汚し、疲れさせていくのはもったいないなあと思ったりするのです。

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