腰痛を予防改善するには腹横筋を強化することが大切。
腰のまわりをしっかりサポートしてくれる筋肉が腹横筋
腰に不安があるとき、ゴムの腰痛ベルトをしたら少し楽になるという経験ありますよね。
でも、いつもいつもベルトを巻いていても改善はしません。自分の天然のコルセット、つまり腹横筋をしっかり鍛えることが一番の予防改善なのです。
腹横筋は体幹を安定させて姿勢を保ってくれます。内臓を支えてくれるので下腹ポッコリも解消するでしょう。
さて、この腹横筋。とても深い場所にあるのです。
おなかはざっくり3層にわけてイメージしてください。
一番上にあるのが表面にある表層筋=腹直筋
その下に斜めに走る筋肉=腹斜筋
さらにその下にさらしでもまいた感じで水平にある深層筋=腹横筋
ですので、普通に腹筋運動、いわゆる寝転がって身体を上下するような運動をしても鍛えられない場所にあるのです。
そこでこの腹横筋を働かすのに使うのが呼吸なんです。
これをやろうとしているのがドローインだったりロングブレスだったりします。
(↑この絵はダウンドッグではないですが)
ヨガのダウンドッグのときにも、お腹はとっても力入れますが、おへその下の丹田あたりにしっかり力をいれています。つまりヨガでいうウディアナバンダもこれらに近いものがあります。
さあ、思いっきり息を吐いて、腹横筋を引き締めよう!
大げさに頑張る必要はないので大丈夫です。おもいついたときに、こっそりできる腹横筋のトレーニングはとても簡単なので、ぜひやってみてください。
~いつでも、どこでもできる腹横筋トレーニング~
鼻から息を吸って、おなかがぺたんこになるまで息を吐ききる。
そのおなかを凹ましたままキープ30秒 (そのときはおなかを動かさず胸式呼吸。自然に呼吸はできるので、それも気にしなくて大丈夫。お腹を締めておけばOK)
このときに腹横筋に力が入っています!これを何回か繰り返すとそれだけで鍛えられます。
ときどき思い出しては行ってみましょう!
女の人は、とくにお腹の力がぬけた状態でハイヒールなどをはくと、反り腰が強くなり、腰にも負担がかかりがち、立っているときに、お腹に力をいれるこのトレーニングをすることは、立ち姿勢もきれいにしてくれるので(反り腰でお尻が突き出たかんじではなく、CAのように美しくたってられます。)
腹横筋を鍛えると、しっかり内臓をささえてくれるので、下腹ポッコリも改善されます。