いろいろなダイエットの情報に左右されて、あれこれ試してみては挫折の繰り返しをしてしまうものです。
ローマは一日にしてならず
残念ながら、楽して、短期で、魔法のような・・・という方法はないと思います。あればきっとそれは危険をともなうかもしれないです・・・
ここからは、普通のことを確認するようなことですが、読んでみてください。
痩せるには、身体に入ってくるカロリー以上に消費する。それだけです。
ただ、摂取カロリーを制限するだけでは、とてもしんどいです。糖質を制限し過ぎると脳までぼうっとしてしまったり、我慢した分、過食してしまったり・・・
しかし食べる量を変えずにいると、年齢が上がるにつれ、一日の消費カロリーは少なくなり、少しずつカロリーがあまってしまいます。そしてふっくらしてくる。
じゃあどうすればいいのでしょう・・・
まず、消費カロリーはどの程度なのか確認しましょう。
消費カロリー
=基礎代謝(じっとしていても必要なエネルギー:女性 約1200kcal)
+ 基礎代謝以外の消費カロリー(エクササイズなど)
摂取カロリー=一食500kcalを3食とると1500kcalです。
なにもしなければ、
摂取カロリー(1500kcal)>消費カロリー(1200kcal)
通勤したり家事をしたりで多少カロリーを消費しても意外とわずかなのです。(ウォーキングを1時間しても300kcalしか消費しません。)
では、運動は意味がないのか・・
いえいえ、とても大事です。なぜなら、筋肉量を維持して、これ以上基礎代謝を下げないために必要です。
運動をするのは、今日の消費カロリーを増やすためではなく、毎日の基礎代謝を維持もしくは少しでも増やすためです。
なので、運動によって、基礎代謝を落とさず、もしくは少しあげて、食事は、少しだけ制限するのが無理なく痩せていく方法です。
なにごとも極端に考えてはいけません。
筋肉を鍛えると体温も上がってきます。(これは免疫力のある身体をつくってくれます。高い体温は悪い菌を殺してくれるからです。)
体温があがることでも基礎代謝がさらに増します。
下半身の筋肉は全体の70%といわれているので、スクワットなどの運動は痩せやすい体作りには理にかなっています。
長くなりましたが、痩せるために極端に食べないのは、臓器を委縮させてしまうので危険です。
ほどほどの筋肉をつけながら、ゆるやかな食事制限がリバウンドしないコツだと思います。
ちなみに筋肉をつけたからって、過食できるほ、基礎代謝はあがりません。
筋肉の恩恵は、姿勢がよくなり、体温が上がり風邪ひきにくくなり、基礎代謝が下がってしまうのを防ぐというくらいに考えたほうが、運動したあと、食べ過ぎなくて済むかと思います。
言うは易く、行うは難し、あとは実行力。意志の力です。
痩せなきゃという場合にはぜひ参考にしてください。
私ですか・・・?ノーコメントで(^^;)