乾燥する季節になってくると、加湿器を使いたくなりますね。
でもこの加湿器が原因で病気になってしまうことがあるので、要注意です。
清掃を怠って、使い続けると、カビや雑菌が繁殖し、それをばらまき続けることになりかねないからです。これは空気清浄機やエアコンにも言えることです。
とくに水のある環境を好む「レジオネラ菌」は、大変危険です。
過去に、加湿器が原因で、病院や入浴施設でレジオネラ菌に集団感染というニュースを聞いて怖くなったことがありました。衛生管理は本当に大切です。
ですので、加湿器も、手入れのしやすい、シンプルなものがいいのです。
加湿器には、スチーム式、ヒーターレスファン式、ハイブリット式、超音波式などがあり、スチーム式がもっとも衛生的のようです。
でも、なかなかないんです。シンプルなスチーム式。
唯一あったのが、VICKS(ヴィックス)の加湿器。見た目はおしゃれではないですが、手入れがしやすく、安心です。デザインのおしゃれな加湿器でも、病原菌をばらまかれては困るので。
衛生面が心配なので、長年これを愛用しています。本当に電熱棒が入っているだけのシンプルさ。洗いやすくて衛生的。
でも過剰な湿度の求めすぎはよくないと思うのです。過ぎたるは猶(なお)及ばざるが如し。
湿度が高すぎると、今度は、カビのほうを心配してしまいます。カビが原因でアレルギーや肺炎になってしまうこともあるからです。
ですので、ほんとうに乾燥しているときだけ、短時間使うようにしています。
昔なら、ストーブの上のやかんから、水蒸気が出ていて、それが部屋をある程度、加湿してくれていたものです。やかんなら、清潔。でも今度はやけどが心配。なかなか難しいです。
寒い冬ですが、カビ予防のためにも、一日に数回は、窓をあけて、換気をして、風呂場など、水のある環境は、しっかり乾燥させ、清潔さを維持することが大切です。