新幹線にて「令和」を知る


(2019年3月31日東京にて撮影 見飽きるほど見てきたけど、やっぱり桜はきれいなのでつい・・)

新元号が「令和」と発表されてから1週間がたちました。

2019年4月1日11時40分ごろ、私は新幹線の中にいました。

東京の息子を訪ねた帰りです。

ひとりで乗っていたので、その瞬間を分かち合う人はおらず、たまたま隣に座っていた中学一年生の男の子に、

「令和」って決まったよ」

と官房長官が「令和」を手にしているライブ動画を見せながら、声をかけました。

スマホでシューティングゲームをしていたその子は、律儀にも

「ゲームをしている場合ではないですねえ」

と、webを検索し始めました。

一人?と声かけると、おばあちゃんの家にいくとのこと、今どきの、なかなかしっかりした男の子でした。

さて、「平成」を知ったころは、どうしていたのか、あまり思い出されず。

誰といつ知ったのか、関心がなかったのか?

当時は、今回と違って、お祭りムードというより、ご崩御により、時代が終わってしまったことと、自分の進路に迷っていたころのムードが重なり、明るい気持ちではなかったのは確かだったような気がします。

それを思うと、この春は、晴れやかで、日本全体が幸先よいムードにつつまれてよかったと穏やかに感じます。

報道で、いままでの元号を紹介していたので備忘録として書いておきます。

明治(1868~1912)

出典「周易(しゅうえき)」説赴伝(せっかでん)など 由来「聖人南面して天下を聴き、にむかいてむ」(聖人が南をむいて政治を行えば政治は明るい方向に収まる)

大正(1912~1926)

出典「周易(しゅうえき)」臨赴(りんげ)など 由来「いにとおりて以ってしきは天の道なり」(天が民の言葉を進んで受け入れれば政治が正しく行われる)

昭和(1926~1989)

出典「書経(しょきょう)」尭典(ぎょうてん) 由来「百姓明(ひゃくせいしょうめい)協万邦(きょうわばんぽう)」(国民の平和と、世界の共存共栄

平成(1989~2019)

出典「史記」五帝本紀「書経(しょきょう)」大兎謨(だいうぼ)由来「内らかに外る 地らかに天る」 (国内外にも天地にも平和が訪れる

令和(2019~

出典「万葉集」

「梅花(うめのはな)の歌」32首序文の一説より(読み手は山上憶良なのか大伴旅人なのか・・・教えてください)

「初春(しょしゅん)の月(れいげつ)にして、気淑(きよ)く風(かぜやわら)ぎ 梅は鏡前(きょうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き、蘭(らん)は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かお)らす

(初春の良き月夜、空気は澄み風は和らぎ梅の花は美女が鏡の前で白粉(おしろい)を装うように蘭の香りは身を飾った衣に香を映したような匂いだ)

大伴旅人(おおとものたびと)奈良時代の歌人である太宰帥(だざいのそち)(大宰府の長官)約1300年前「梅花(ばいか)の宴(えん)」の主催者であったらしい。

大宰府と太宰府天満宮は同じではなく、大伴旅人の邸宅が大宰府(現在、太宰府市の大宰府政庁跡の近く)にあって(大宰府に勤務していたので)、そこで梅花の宴がひらかれたようですの。近くに坂本八幡宮があるらしいです。この場所が、これから人気の場所になっていくのでしょう。

そして、大宰府展示館に「梅花の宴」が展示されているようなので、ここも人が集まるようになるかもしれないですね。